大切な写真の保存
 カラー写真は、純度100%近い高品質の染料で発色しています。理論的には50年以上の保存が可能です。しかし、染料である以上は、退色(色抜け)を避ける事は出来ません。

モノクロ写真は、銀塩によってできています。酸化することによって、変色や退色してしまいます。
より永く、よりよくお楽しみいただくためには、右の事柄にご注意ください。

★お写真のことなら、お気軽にご相談ください!

写真が苦手なもの《変色・退色の原因》

【湿 気】押入の中、段ポール箱等は湿気を含みやすく、乾燥しにくい。ビニール袋等は、中の湿気が抜けにくいので要注意.写真や台紙の波打ち・カピの原因にもなります。温庶差の激しい場所は結露による湿気の増大も!乾燥状態(湿度40%)がベストコンディション!※シリカゲル(粒状乾燥剤)と−緒に保存するのがベスト。(左写真)

【熱】高温になる(熟のこもる)場所は、大の苦手です.白熱電球の近く、物置・サンルームも高温になります.常温、20度C位が最適です。

【薬 品】防虫剤・接着剤等から発生するガスが変色・退色の原因です。箪笥の引き出しの中が要注意!

【唾 液】写真を前に話が弾む時、楽しければ楽しいほど唾が‥‥。唾液は変色とカピの原因になります。

【指紋】写真は、直接素手で触れないようにしてください。脂や汗が付着して変色とカピの原因になります。

【紫外線】色抜けの最大の原因です.長時間の直射日光を避けましょう。