十三祝い
自分の行動には、自分で責任を持つ。その第一歩の儀式が十三祝いです。

ADVICE1
15歳で行われていた男子の元服の儀式。13歳で行われていた女子の大人用の振り袖を着る儀式。大人の世界に迎え入れられる風習が、現在も十三参りとして息づいています。十三参りでは、知恵と福寿を祈願します。現在は小学6年生の時に、中学合格祈願を兼ねて出かける方が多いようです。13歳といえば、昔ならもう大人。この儀式の意味を、そっと教えてあげてください。お説教にならない程度に。

ADVICE2
大人への仲間入りを祝して、記念写真を残しておいては?大人と変わらない体格と、あどけなさの残る表情が、微妙なコントラストを描きます。女の子なら、お母さんがお嫁入りの時に持ってきた振り袖を着せてあげるのは、最高のアイデア。

【十三参り 豆マメ知識】
知恵の仏様として知られる虚空蔵菩薩を本尊に祀る寺に参られる方が多いようです。奈良では弘仁寺(奈良市虚空蔵町)、京都では法輪寺(京都市西京区嵐山虚空蔵山町)が有名です。